トランクルームの相場や費用・料金・価格などを知りたい

トランクルームは家で保管し切れない様々な物品を保管するスペースを提供するサービスで、料金体系は業者によって様々です。多くは月額の使用料が定められており、その他に事務手数料や管理費などの初期費用、更新料、オプションとして保険などの費用が必要です。


トランクルームを利用したいけれど迷っている人へ
トランクルームって何?
まずは料金体系を知っておこう
タイプによっても異なる料金相場
月額費用だけじゃない、その他の費用


★トランクルームって何?

 生活していると、様々な荷物がどんどん増えていってしまうものです。不要なものを処分しようとしても、もしかしたらそのうち必要になるかもしれない、使わなくても思い出の品だから絶対に捨てられない、レジャー用品など大きくて置き場所に困るけれど、年に1回は必ず使うから処分できない…など、保管しておきたいものはたくさんありますよね。しかし、それらを全て保管しようとすると、家が物であふれてしまいます。それでは快適に過ごすことはできません。そこで近年利用が増えているのが、トランクルームです。これは、賃貸借契約のもと、様々な物品を保管するスペースを提供してくれるサービスのことです。トランクルームの提供をしてくれる業者は増えていますが、提供してくれる倉庫の形態や料金体系、その他保険やセキュリティなどは各業者によって異なります。トランクルームを利用する際は、それらをよく調べてから借りることが重要です。


★まずは料金体系を知っておこう

 トランクルームの利用の際に、まず知っておきたいのが料金体系です。多くは月ごとにレンタル料を支払うことになりますが、レンタル料は各業者でバラつきがあります。安いところでは月額200円~というところもありますが、主流なのはだいたい月額2000円前後~で、1畳ほどのスペースを借りたいのならば、5000円以上は必要なところが多いです。基本的に借りるスペースが広ければ広いほど料金は高くなっていき、1部屋分(6畳程度)のスペースを借りようとすると、5万円ほどかかる場合もあります。また、月額使用料だけではなく、初期費用として事務手数料や管理費、保証金、更新料などが必要な場合もあるので、契約を交わす際にはそれらもしっかり確認してから賃貸契約を交わすようにしましょう。月額使用料が高めでも、その分事務手数料や管理費などが安い、もしくは不要になっていたりするところも多いので、トータルで考えることがおすすめです。


★タイプによっても異なる料金相場

 月額料金は広さによってもバラつきがありますが、屋内型か、屋外型かなどのタイプによっても異なります。屋内型はビル内のスペース、もしくはビル丸ごとが倉庫となっており、屋外型は屋外にコンテナが設置してあり、そのコンテナをレンタルするという形になります。また、それらの中間タイプということになりますが、倉庫内に設置されているコンテナを利用するタイプもあります。基本的に、屋内型はビル内に設置されているので、防犯カメラの設置、ビルそのもののロックとトランクルームのロックの二重構造、管理人が常駐している等セキュリティが高く、空調管理や清掃等、管理が行き届いているので料金は高めになっています。劣化の気になるもの、大切なものを保管する場合は少々料金が高くても屋内型がおすすめでしょう。また、屋外型はコンテナの施錠のみで、気候や湿度にも影響されやすく、安全面・衛生面から屋内型に比べると劣ります。しかし、その分料金は安くなっており、直接車で搬入できるので荷物の出し入れもしやすく、レジャー用品等を保管するのに適しています。


★月額費用だけじゃない、その他の費用

 月々の利用料以外に、事務手数料や保証金、管理費等の初期費用が必要です。事務手数料は月々の使用料の1ヵ月分や、3000円、5000円等の定額、また一切かからないというところもあり、各業者によって異なりますので、よく確認することが大切です。保証金は無料のところや使用料の1ヵ月分などと定められていますが、クレジットカードでの支払いにすると無料になるというところもあります。管理費も様々ですが、屋外型のところは管理にさほど手間がかからないので、無料のところも多いです。 また、初期費用以外でも、継続して使用するならば更新料が必要なところもあります。こちらはなかなか見落としがちなので、最初に契約する際にしっかり確認しておくようにしましょう。 さらに大切なものを保管するならば是非確認しておきたいのが保険の有無です。対象となるのは火災保険と盗難保険ですが、自動で付帯される業者はまだまだ少数です。多くの場合オプションで加入することになりますので、希望するのであればその料金も考慮しておく必要があります。