ストックマモル(Stock MAMORU)は、株式会社日本パープルが提供する、荷物の写真管理や配送・廃棄手配に対応した法人専用の宅配型トランクルームです。
オフィスや店舗で使う備品、展示会の什器、販促物などを社外に保管し、必要な物を指定先へ届けてもらえます。預けた物品をWeb上で確認できるため、倉庫へ足を運んで探す負担を減らしたい企業にも検討しやすい仕組みです。
導入する際は、保管場所だけでなく、運搬の方法や取り出しまでの日数、廃棄できる物の範囲を確認することが大切です。ここでは、費用の考え方から入出庫、写真管理、機密文書に関する別サービスとの違いまで紹介します。
情報確認日:2026年10月15日。料金や受付条件は、契約時の見積書・個別契約でも確認してください。
もくじ
使用頻度の低い備品が執務スペースや通路を占めている場合、外部保管によって空間を使いやすくできます。ストックマモルでは、オフィスの什器、イベント備品、在庫品やサンプル品などの保管を案内しています。
ただし、荷物を預けるだけで現在のオフィス賃料が下がるわけではありません。貸倉庫の賃料、車両の手配、社員が運搬や在庫確認にかける時間と、外部保管に必要な費用を比べて判断しましょう。空いた場所を会議や作業に使えるかも、導入を検討するポイントです。
2026年10月15日時点の公式案内では初期費用は不要で、保管料金は毎月の利用分を請求する従量課金制です。FAQでは1パレット(約1m³)単位とされています。具体的な単価や配送等の料金は見積もりで確認する方式のため、保管料だけで安さを判断しないようにしましょう。
| 項目 | 確認する内容 |
|---|---|
| 保管料金 | 予定する荷物量、パレット数、保管期間、月途中の入出庫時の計算方法 |
| 集荷・配送 | 集荷先と配送先、往復回数、荷物の大きさ、作業内容ごとの費用 |
| 梱包・保管環境 | 梱包や資材を依頼する範囲、空調付き保管を希望する場合の条件と追加費用 |
| 廃棄・利用終了 | 廃棄の可否と処理費、返送費、利用終了時の精算・解約手続き |
| 請求条件 | 税区分、見積総額に含まれる作業、別途請求される費用 |
短期利用について、公式FAQは最低利用期間の縛りや解約違約金なしと案内しています。一方、公開されている取引条件には基本契約の有効期間を1年、期限内解約を2か月前の書面予告とする記載があります。物品の短期保管と基本契約の終了手続きを同じものと考えず、自社に適用される個別契約の期間・予告方法を事前に確認してください。
参照: 最低利用期間に関するFAQ(公式)、 利用規約・取引条件(第22条・第28条など)
保管施設では、大手警備会社による24時間監視や入退出管理、防犯カメラなどの対策が案内されています。利用者が自由に入館して荷物を出し入れする方式ではなく、保管庫内の出し入れは専門スタッフが行います。24時間の監視体制は、24時間の集配送対応を意味するものではありません。
取引条件では常温常湿型の保管庫が基本とされ、公式FAQでは空調設備付きの環境も相談可能です。温湿度の変化に敏感な物品は、保管環境と料金を具体的に確認してから預けましょう。設備があることだけで、劣化や事故を防げると保証されるわけではありません。
危険物や可燃物、貴重品などは預けられません。また、公式FAQは1個・1箱の価額が5万円を超える物、重量が100kgを超える物も対象外としています。大型什器や機器は、種類・寸法・重さ・価額を伝え、受け入れ可否を先に確認してください。
参照: 保管庫・セキュリティ・預け入れできない物のFAQ(公式)、 取引条件の対象品目・保管方法
ストックマモルは、スタッフによる集荷や配送を依頼できるサービスです。社員が車を用意して倉庫へ荷物を運ぶ負担を減らせます。利用開始は、Webまたは電話での相談、見積もり、契約、初回入庫という流れです。
梱包も含めた対応を相談できますが、すべての利用方法で事前準備が不要とは限りません。公式の預け入れガイドでは、荷物を梱包したうえでWebから入庫申請し、入庫日通知に添付されたラベルを印刷・貼付する手順が示されています。梱包できない荷物の集荷は相談可能なので、自社で行う作業と依頼する作業を見積もり時に決めておきましょう。
入庫申請はフォーム入力またはCSVアップロードに対応しています。荷物情報と配送方法を登録し、受付や入庫日の通知を確認します。自社手配の運送便を使いたい場合も、事前に相談が必要です。
参照: 荷物の預け入れ・登録手順(公式)、 利用開始の流れ・集荷対応の案内(公式)
必要な荷物はWebシステムから選び、個数、配送先、到着希望日を指定して配送申請します。オフィスへの返送のほか、支店・店舗、展示会場などへ送れるため、複数拠点の備品を一か所で管理する用途にも使えます。公式FAQの全国配送には離島を除く条件があります。集荷場所や大型荷物の扱いも、住所・物品ごとに確認してください。
通常の取り出しガイドでは、平日15:00までの依頼は翌営業日に出荷し、翌々営業日以降の配送希望日を指定できます。遠方など、地域によって希望日に届かない場合もあります。最短即日の相談案内はありますが、通常の配送が常に即日という意味ではないため、イベントの使用日から余裕を持って手配しましょう。
参照: 荷物の取り出し手順・配送日程(公式)、 配送エリア・急ぎの取り寄せに関するFAQ(公式)
入庫した物品は保管庫内で撮影・採寸され、システムに登録されます。写真と幅・奥行き・高さを確認できるため、名称だけでは区別しにくい備品も選びやすくなります。登録完了や保管パレット数の確定はメールで通知されます。
物品ごとに管理情報を入力できるので、担当部署、使用するイベント、用途など、社内で検索・判断しやすい情報をそろえておくと便利です。写真は登録された物品を確認するためのものであり、封をした箱の内容物すべてまで見えるとは限りません。箱単位と個品単位のどちらで管理したいかも、預け入れ前に決めておきましょう。
複数名のアカウント発行にも対応しており、部門をまたいだ在庫情報の共有ができます。担当者が変わる場合にも同じ情報を参照しやすくなりますが、必要な引き継ぎや社内の棚卸しがすべて不要になるわけではありません。配送・廃棄を誰が判断するかなど、運用ルールも整えると使いやすくなります。
参照: 写真管理・採寸・管理情報入力・チーム利用の機能(公式)、 入庫後の登録と通知(公式)
使わなくなった保管物品は、Webシステムから廃棄の手配ができます。公式案内では、実際の廃棄処理はパートナー企業が実施し、機密文書などの廃棄にも対応可能としています。返送してから自社で処分する手間を減らせる一方、何でも同じ方法・料金で処分できるわけではありません。
取引条件には廃棄の対象外となる物が定められており、産業廃棄物処理が必要な場合は処理業者との契約が必要となる扱いもあります。品目に応じた処理方法、費用、証明書の発行可否を確認し、社内の承認を得てから依頼しましょう。
参照: 物品廃棄の手配と実施事業者(公式)、 取引条件の廃棄業務・産業廃棄物処理(第4条・第29条)
日本パープルには、物品保管とは別に、文書保管サービス「SHOKO」があります。書類の保存期限を設定したアラート通知やWebからの機密処理依頼、処理後の証明書発行などを案内しています。保存期限を管理しながら文書を保管したい場合は、こちらの内容と契約条件を確認するとよいでしょう。
参照: 文書保管サービスSHOKOの期限管理・機密処理(公式)
日々発生する不要な機密書類をオフィスで回収する用途には、別サービスの「保護くん(まもるくん)」があります。専用ボックスを設置し、書類に付いたホッチキスやクリップなどを外さずに投入できる仕組みです。回収・交換、GPS搭載車両による運搬、処理後の証明書発行が案内されています。投入済みの書類は取り出せないため、残す必要のある書類を混ぜないようにしてください。
参照: 機密文書処理サービス保護くんの回収・処理方法(公式)
SHOKOの文書管理や保護くんのボックス回収が、ストックマモルの保管料金に含まれると考えないことが大切です。物品を保管して再利用したいのか、文書を期限まで保存したいのか、不要書類を継続的に処理したいのかを整理し、必要なサービスと費用を確認しましょう。