大量の荷物のせいで居住空間が狭くなっているものの、広い部屋に引っ越せるだけの経済的余裕がないという人は、レンタルボックスやトランクルームに普段使わない荷物を収納してしまうとよいです。ただし、そこに人間まで移り住んでしまうことはできませんが、荷物の緊急退避先としては安価で、かなり優秀です。
狭い部屋を広く使う方法について
1,大量の荷物が部屋を狭くしてしまいます
入居前の空っぽの状態で部屋を見た時には十分な広さがあるように感じられていたとしても、実際に住み始めてみると部屋が狭く感じられてしまうケースがよくあります。
現実的なことを考えると、身一つで入居するわけではありません。
生活するために必要な家電製品や家具、什器、衣類などを室内に運び込むことになりますので、往々にして居住空間は狭くなってしまいがちです。
部屋の整理整頓が苦手な人の場合だと、寝る場所を確保するのにも一苦労するハメになってしまいます。
人間は一定の睡眠時間を確保することができないと死んでしまいますから、室内が満足に寝ることもできない状態になっていたのでは、住めるか住めないかという以前の深刻な問題が発生してしまいます。
そうならないようにするためには少しでも荷物の量を減らす必要があるのですが、これがなかなか簡単なことではありません。広い部屋に引っ越せば問題は解決しますが、家賃が高くなってしまうため、そうできずにいる人がたくさんいます。
2,使わない荷物は他所に移してしまいましょう
大量の荷物が室内にあふれかえり、快適に生活することができなくなってしまっている場合は、普段使わない荷物をトランクルームやレンタルボックスに移してしまうのが得策です。
たとえば、
シーズンオフの衣類や礼服、滅多に出番のない
アウトドア用品などをレンタルボックスに収納してしまえば、居住空間がグッと広くなります。
ごく稀に、室内が荷物だらけで住めない状態になっているからという理由で、駐車場に停めた車の中で寝泊まりしている人がいますが、そのようなことをする必要がなくなります。
また、広い部屋に引っ越す場合のように、引っ越し費用や家賃のことで頭を悩ませる必要もありません。
借りる物件の広さによって月々の賃料が変わってくることになりますが、
5000円以下の賃料で借りられる物件がたくさんありますので、気軽に利用することができます。
3,トランクルームに住んでしまう?
月額5000円以下で借りられる物件がたくさんあるのなら、わざわざ家賃を支払って部屋を借りたりせずに、荷物と一緒に自分もトランクルームに住んでしまえばよいのではないかと考える人がたまにいます。
生活保護を受給している人の場合、決して多くはない生活保護費で生活の全てを賄わなくてはなりませんから、月額5000円以下で住居を確保できるというのはとても大きな魅力になります。「起きて半畳寝て一畳」という言葉がありますが、2畳位の広さのトランクルームがたくさんありますので、広さ的には何の問題もありません。
また、空調が完備していますから、真夏でも冷房費を気にせずに快適な睡眠をむさぼることができます。
しかし、住めるか住めないかという問いの答えは、残念ながらノーです。空調が完備していると言っても、それは荷物を傷ませないようにするためであって、人間が生活するためではありません。
また、レンタルスペース内には個別の電源コンセントが設置されておりませんので、電源が必要な機械を持ち込んだとしても、そこで使用することはできません。あくまでも、荷物を収納しておくための場所だということを理解しておく必要があります。
ちなみに、
屋外用のバイクや車のガレージ用のトランクルームはメンテナンスをしたい人向けに電源が入ってます。
4,人気を集めている業者について
レンタルボックスやトランクルームを提供している業者はたくさんいますが、中でも特に高い人気を集めているのが、
キュラーズと
ハローストレージです。
キュラーズもハローストレージも全国展開している業者ですので、どこに住んでいる人でも利用しやすくなっています。
キュラーズの方は、ビル1棟を丸ごとトランクルームやレンタルボックスにしていることで知られている業者です。
ビルのワンフロアを借りて営業しているわけではありませんので、外部から不審者が入り込む心配をする必要がなく、安心して利用することができます。
また、ハローストレージの方は屋外設置型のコンテナボックスのレンタルに力を入れている業者です。
アウトドア用品やスポーツ用品を収納しておくのには屋外に設置されたコンテナボックスの方が何かと都合がよいため、とても多くの人に利用されています。