東京都内のトランクルームの初期費用は、不動産価格と同様、日本全国の中でも高い設定が多いです。とは言え、地域によっては安価であったり、店舗ごとのキャンペーン情報などを活用することで、初期費用はかなり抑えることができるので、面倒ですが、各社の店舗情報はしっかりチェックしましょう。
都内のトランクルームの初期費用の相場
地域の相場というものがありますが、トランクルームのサービス提供元によって初期費用の計算式が変わってきます。ハローストレージやキュラーズのような大手サービスの場合は、大体月の賃料の1.5か月から3か月分が初期費用として発生します。
キュラーズは当月の日割り計算された賃料と、翌月の賃料分とセキュリティの費用2300円が必要になります。
ハローストレージの場合は、1か月から2か月分の賃料と、契約事務手数料として1か月分の賃料に鍵代が2000円から4000円、管理費が2か月分で4000円程度、屋外タイプの場合は、更にセキュリティの費用として1080円がかかり、合計3.5か月分程度の費用が発生します。
その他のトランクルームの会社によっては保証金が3か月分請求されることもありますが、保証金は、破損などがなければ、そのまま解約時に返却されます。
都内のトランクルームの賃料の相場
トランクルームの初期費用を知るためには、月額の賃料の積算が初期費用の内訳の中の大半になることから、東京23区の賃料の相場を紹介していきます。屋内型と屋外型でも異なるので、それぞれについて順番に説明していきます。
まずは、屋内型の23区の相場から紹介していきますが、ロッカータイプの収納は4000円前後が大半で、0.5畳タイプで7000円から1万円、1畳タイプで1万2千円から1万5千円ていど、1.5畳タイプで1万8千円から2万2千円前後、2畳タイプで2万3千円~3万円程度、3畳タイプで3万円~3万5千円程度、4畳タイプで4万円から5万円程度が相場になっています。
また、屋外のコンテナタイプの場合は、1.5畳タイプから用意されており1万円前後で、2畳タイプが1万2千円から1万5千円が相場です。3畳タイプで1万6千円から2万円程度、4畳タイプで2万2千円から2万円台後半が相場になっています。
初期費用を抑えるなら宅配タイプのトランクルーム
初期費用を抑えるのであれば、日通やクロネコヤマトの宅トラが行っているような宅配型のトランクルームを利用するのもアリです。預けたい荷物を自分で運ぶのではなく、宅配のお兄さんに預けて、必要な時には配達に来てもらうというパターンです。
メリットとしては、自分で運ぶ必要が無いので、楽であることや、預ける場所は、各社の倉庫になり、セキュリティの安心感と、遠隔地の倉庫に預けることになるので、安いという点です。
ただし、デメリットとしては、スグに欲しいときに、最短で1日程度の時間を要してしまう事と、ゴルフバック以外は、段ボールに詰める方式になるので、段ボールに入らないようなイレギュラーサイズの物品を預けることができないという点だ。
ダンボールで預けるトランクルームの場合、初期費用としては、大体段ボール1箱で、2千円から2千5百円程度で、預ける箱の数で多ければ多い程、単価が安くなる。また、預ける月額料金は一箱に対して400円から600円程度が一般的です。
ダンボールに収まる物品で、急ぎでの集荷配達を要さない場合は、かなりオススメのトランクルームと言える。
初期費用はしっかり調べると実は安くなる?
トランクルーム各社、初期費用の説明がありますが、実際のところ、大手であれば、それほど、初期費用に目くじらを立てる必要はないと思っています。
その回答は実際に、気になるトランクルームの店舗情報を見ていただくと分かりやすい。店舗の中から実際に借りたいトランクルームの広さを指定して、詳細ページを開くと、初期費用無料とか、半額、月額を3か月無料と言ったようなキャンペーンを実施していませんでしょうか?
現在、都内や人気の場所のトランクルームは競合参入も多く、顧客の奪い合いが進んでいます。その為、初期費用の値下げのキャンペーンや、月額費用の値下げ、無料期間の設定などを行い、お得感を各社打ち出しています。
また、都内では駐車場を確保が難しく、バイクガレージなどをトランクルームの屋外タイプで済ませる人も増えています。電源が用意されているトランクルームもあり、メンテナンスをトランクルームで行えることがメリットしてあげられます。駐車場を借りると初期費用が掛かりますが、初期費用がディスカウントされているトランクルームで済ませると言った人も増えています。