不用品はトランクルームに収納しておきましょう


 当面使うあてのない不用品でも、取っておけば使い道が出てくる可能性があります。今は物を処分するのにもお金がかかる時代ですから、まだ使える物は取っておくに越したことがありません。自宅内に物を置いておけるスペースがない人は、トランクルームを利用するとよいです。


不用品はトランクルームに収納しておきましょう
物を捨てるのにもお金がかかってしまいます
今はいらなくても将来使い道が生まれる可能性があります
どのような物を収納することができるのか
屋外型のトランクルームもあります


★物を捨てるのにもお金がかかってしまいます

 一昔前までは何でも割りと気軽に捨てることができましたが、今は物を捨てるのにもお金がかかる時代になりました。家電製品を処分する際にはリサイクル料金がかかる可能性がありますし、家電リサイクル法の適用対象外になっている製品でも、自治体の不用品回収サービスを利用しなくてはならない物が大半です。指定ゴミ袋に入りきらないサイズの物を捨てる時は自治体の不用品回収サービスを利用するのが原則になっていますので、その料金を支払わなくてはなりません。そもそも、一般的な可燃ゴミや不燃ゴミの処分も今は有料なのが当たり前になっています。ですので、昔のように気軽にポンポンとゴミを出すわけにはいきません。まだ使える物を捨ててしまうことは、社会的に見ても非常に不経済なことです。また、焼却時に大量のCO2が発生することを考えると、物を捨てない生活を心がけることがとても重要になってきます。


★今はいらなくても将来使い道が生まれる可能性があります

 たとえば、既に電子レンジを持っているのに、懸賞でもっと高性能の電子レンジが当たってしまうことがあります。キッチンに電子レンジを2台置いておけるほどのスペースがあればよいですが、そんなスペースは全くないという場合が少なくありません。結局、これまで使っていた古い方の電子レンジを処分するケースが多いですが、まだ使える物を捨ててしまうのはとてももったいない話です。また、電子レンジは家電リサイクル法が適用されますので、リサイクル料金が必ずかかります。でも、取っておけば将来使い道が出てくる可能性があります。よくあるのが、単身赴任や大学進学などで家族がバラバラに暮らすようになり、複数の電子レンジが必要になるケースです。しかし、自宅内に余分な電子レンジを置いておける場所がないという人がたくさんいます。そのような時に重宝することができるのが、自宅の押し入れ代わりに利用することができるトランクルームです。


★どのような物を収納することができるのか

 使わなくなった電子レンジ1台を収納しておくためにわざわざトランクルームを借りるのであれば、逆にとても不経済になってしまいます。しかし、いわゆる危険物を除けば多種多様な物品を収納しておくことができるので、使い道は十分にあります。たとえば発火したり有毒ガスを発生したりするような物を入れておくことはできません。また、生き物を入れておくこともできません。実際には、家に置いておくことができなくなった家具や家電製品、シーズンオフの衣類や寝具、書籍、美術品などを収納している人が多いです。ビルの中に設けられている屋外型のトランクルームは、気温や湿度の変化を気にする必要がありません。湿度や温度を常に一定に保ち続ける空調システムが導入されていますので、中に収納している荷物が傷んでしまう心配はありません。また、外部から不審者が侵入できないシステムになっていますので、安心して利用することができます。


★屋外型のトランクルームもあります

 トランクルームと聞くと、先程述べたようなビルの中にたくさんの収納スペースが設けられているスタイルのものを連想する人が多いですが、屋外型のものもあります。収納しておく品物の種類によっては、屋内型よりも屋外型の方が使い勝手が良くなります。たとえば、スキー用品やサーフボード、キャンプ用品などを収納しておくのなら、屋外型の方が便利です。広い敷地にコンテナボックスがたくさん設置されているケースが多いですが、借りているコンテナボックスの真ん前まで自分の車で乗り付けることができるため、楽に荷物を出し入れすることができます。ちなみに、バイク専用のコンテナボックスを用意している業者もいます。趣味でカスタムバイクを所有している人が結構たくさんいますが、バイク専用のコンテナボックスを利用すれば、大切なバイクを雨ざらしにしなくて済むようになります。