物置として利用されることが多いトランクルームのご利用については、基本的に人が住む場所としての使い方は法律違反となります。
ガスや電気などが開通していないことから、会社の規定でも禁止されていることが多いです。ですが格安で生活する場所を確保したい時には、レンタルオフィスを借りることで対処可能です。
トランクルームを借りるとそこに住むことは可能か
1,どのような使い方であれ基本的には入居は出来ない
2,電気やガスなどの設置も基本的に禁止
3,レンタル収納スペースも原則人の入居は出来ない
4,格安で入居したい時にはレンタルオフィス
1,どのような使い方であれ基本的には入居は出来ない
トランクルームは個人や法人が物置として活用することが多く、セキュリティー対策や空調設備が充実しているケースもあります。
そのため実際に生活をするもしくは住む場所として、この空間を借りることは出来ないかと考えることがあります。結論から先に言うと、一見して生活に便利な設備などが充実しているように見えますが実際に入居することは出来ないです。
一番の理由として、あくまでもトランクルームは物置の代わりとして作られていることが関係しています。人が入居した時に考えられるトラブルやデメリットとして、火災や地震などの災害が発生すると問題が起こりやすくなります。
設計上窓を設置することが禁止されていることから、管理者でも実際に中に人が入居することは禁止している会社が多いです。よって自転車や自動車などの道具は保管出来ますが、人の入居については設計上認められないというが現状となります。
2,電気やガスなどの設置も基本的に禁止
トランクルームの中に人が住むことを禁止している理由として、基本的に電気やガスなどのライフラインが開通していないことです。
あくまでも使い方は物を保管するためのスペースとなっており、人や管理者などが住む場所として作られていないです。電気やガスといったライフラインが揃っていないことから、仮に夏や冬といった季節での過ごし方が大変困難となります。
コンセントやガスコンロの使用が出来ないので、中での温度調整や料理を作ることも基本的に不可能となっています。また設計上窓を設置していないケースが多く、長時間入居した時に精神的に不安定になったりうつ状態になることもあります。このような問題が懸念されていることから、会社でも人の入居については受け付けないです。
最悪規約違反ということになり、契約を解約されて即退去という自体になることもあります。
3,レンタル収納スペースも原則人の入居は出来ない
トランクルームの内装や設備が似ているレンタル収納スペースのご利用においても、原則人の入居は出来ないです。
理由については基本的に共通しており、人が中に住むことによって精神不安定になったり災害時にトラブルが発生することがあります。
さらにレンタル収納スペースは温度管理されていないことが多く、人が住む環境として適さない場所となっています。あくまでもレンタル収納スペースの使い方も、物を一時的に保管するための使用されることが前提となります。
ですので、実際に借りるといった場合でも、対象はあくまでも人ではなく物となります。人が入居するとメリットよりデメリットの方が多くなってしまい、私生活において問題が発生しやすくなります。確かに中古物件より安くレンタルすることは可能ですが、双方共に人が入居する環境には適していないことが注意点です。
4,格安で入居したい時にはレンタルオフィス
法律では環境面や設備などに関する問題によって、トランクルームに人が入居することは禁止となっています。
物を保管するのが本来の正しい使い方となっていますが、どうしても格安で生活したい時には連らるオフィスを使用します。
不動産でワンルームの部屋を借りるケースに比べて、レンタルオフィスの方が安くなる傾向があります。
特に都心の方では1ヶ月あたりの賃料も高くなりがちなので、格安で入居先を探すという場合であればレンタルオフィスの利用が可能です。
レンタルオフィスなら人の利用が想定されて作られている建物なので、そこで生活をしたり寝食を取ることも出来ます。ただし、住民票の取得が難しいケースが多いのでご注意を!
ですので、どうしても物件を借りることが出来ない場合や、お金を少しでも節約したい時にはこのような方法があります。またレンタルオフィスであれば電気やガスも開通しているため、夏や冬でも快適に過ごすことが出来ます。